今回の発表会でうれしかったこと

発表会の前日ノンが練習しながらどうもうまくいかなくなったらしく、ブツブツ言っていた。彼女にしてはめずらしくよく練習していたのだけどやはり緊張しているのかさっきまで弾けたのに急に弾けなくなったようだった。するとメグが
「ノンちゃん、弾く時にね。どんな音出したいかなあって思いながら弾くといいよ」と例ののんびりした口調で言っている。
それを聴きながらいつの間か育っていたんだなあと妙にうれしかった。長いこと習ってきていつピアノに燃えてくれるかと思っても『なまず姫』の名に恥じないどんよりとした感じでいるわが子をため息と共に見ていた。しかしやはりビシちゃんに預けて大正解だったのだ。ビシちゃんの普通では考えられないようなおおらかな指導によっていつの間にかメグの体にはそういった感覚が育っていたらしい。確かに同じ年齢の子供に較べたら弾いている曲は簡単かもしれない。でもメグは出したい音が見つけられたのだと思ったら本当にうれしかった。わたしが出来なかった楽譜を音の羅列ではなくて作品として捉えることができている。
 
 そしてノンも今まで彼女は努力してもそれが結果として現れてこない子だったので今回もこんなに努力したのに本番はどうなんだろうと本当に心配していたのだけれど、弾き終わった後の彼女の顔はとても満足そうだった。「思い通り弾けた?」って終わってから訊くとうれしそうに「うん」と笑った。どれほどか自信になったことだろう。

 煩悩の母はすぐよそのお子さんと較べてしまう。でも今回見せてくれた二人の姿はそんなちっぽけな愚かな母の思いを吹き消すほどさわやかなものであった。

今日は親ばか丸出しの日記でごめんなさい
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by mokomokoruka | 2006-01-10 20:52
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