2005年 02月 18日 ( 1 )

幼い日に住んでいたところ

今日も天気も穏やかだし、昨日一昨日の分のルカの散歩を取り戻そうといつもより足を延ばしてみた。
小学校3年まで住んでいた家の裏の道。。。ここは大通りから離れた細い小路なので普段通ることはない。以前思い立って引越し依頼何十年か振りに通った時、自分の家だった場所がどこなのか分からなかった。きょろきょろしていたらふいに頭の上から(ここは段差になっていて家のところが急に高くなっている。どの家もそこから道まで石段が組んである)「あんたの家はそこだったよ」と声が掛かった。なぜその人がわたしがかつて住んでいた人間だって分かったのか今も不思議なのだけれど。なにしろほぼ30年ぶりに訪ねたのに。小さな女の子がおばさんになって現れたというのに。。。

 とにかくも、今日再びそこを訪れた。と言って今の家からほんの15分位の場所なのだけれど。今日はゆっくり眺めて来た。例の石段はこんなに短かったっけ。小学校に上がるか上がらない頃ここでお友達とお人形ごっこをしていた時のこと。放し飼いの犬が来て吠えられてこわくてお人形もほっぽり出して家に逃げ帰った。後で行ってみたらお人形の指が噛み千切られていて泣いたっけ。
 それから石段の脇は家の場所だけコンクリートではなくて石を組み上げたようになっていて、(今もそうだった)この石組みをある時よじ登って行ったらへびの抜け殻があって本当にびっくりした。
 隣のお家のコンクリートの塀の真ん中にはちょっと段があるのだけれど、そこに上ってステージみたいにして遊んだ。今見るとこんなに低かったのかと思うがあの頃のわたしには高くてここに上るのにちょっとコツが必要だった。途中に出ている金属の杭のようなところの一段目に足を引っ掛けてそれをテコに上の段の杭につかまった手に力を入れてグウっと回るとその《ステージ》に上がれるのだ。そこは誰でも上れる場所ではない、特別な場所だったのだ。近くに咲いている椿の赤い花を集めて並べてお店屋さんごっこをしたりしたっけな。

 何故か今日はリアルに思い出したひと時だった。ルカはわたしが思い出に浸りながら立ち止まっている間、おとなしく待っていてくれた。
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by mokomokoruka | 2005-02-18 13:24 | 散歩